甘いルックスとどんな役にも体当たりで挑むことで知られている、俳優の犬飼貴丈さん。
2017年「仮面ライダービルド」で主演の桐生戦兎 / 仮面ライダービルド役を務めたことで注目を集め、その後も数々の映画やドラマに出演しています。2025年は連続テレビ小説「おむすび」で、橋本環奈さん演じる米田結の同僚役で出演したことでも話題になりましたね。
犬飼貴丈さんは2012年、18歳の時に第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞したことがきっかけで芸能界入りました。このコンテストはお母さんの後押しで応募したそうです。その後の芸能活動においても、犬飼貴丈さんにとってお母さんの存在はとても大きいことが垣間見え、多くの人々の関心を引き付けています。
今回はそんな犬飼貴丈さんとお母さんとの関係を軸に、犬飼貴丈さんについての気になるエピソードをまとめてみました。
この記事を読んでわかること
- お母さんが「すごい」と言われる理由
- ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト応募の経緯とその後の経歴
- 『朝だ!生です旅サラダ』をはじめとした番組で語られた親子のエピソード
- 幼少期から下積み時代のエピソード
- 犬飼貴丈のプロフィール・公式SNS
【画像】犬飼貴丈のお母さんがすごい!どんな人?
数々のドラマや映画で活躍している犬飼貴丈さん。実は、幼少期に両親が離婚し、女手一つで育てられました。小さい頃は千葉県に住んでいましたが、小学校6年生の時に母親の実家のある徳島県徳島市に転居し高校卒業まで過ごしました。経済的に大変な時もあったそうですが、お母さんは朝から晩まで働いて犬飼貴丈さんを育てたそうですよ。
犬飼貴丈さんは「性格がヤバい」と言われることもありますが、仕事現場では礼儀正しく謙虚で共演者やスタッフさんからの評判もいいそうです。その陰には女手一つで育てたお母さんの教えが影響しています。お母さんと犬飼貴丈さんのエピソードを集めてみました。

行動力:息子を信じて背中を押すお母さんがすごい!
「犬飼貴丈さんとお母さん」で検索をすると、「ジュノン・スーパー・ボーイの出場を勧めた」ことと「旅サラダへの出演を直談判した」というエピソードでのエピソードが出てきます。詳しく調べてみると、犬飼貴丈さんはお母さんに背中を押されて芸能界で活動を続けてきたことがわかりました。
犬飼貴丈さんは、お母さんの実家がある徳島県で育ちました。高校生の頃はバンドを組んでギターを担当するなど、青春を謳歌していたそう。そんなどこにでもいる高校生でしたが、お母さんの勧めで「ジュノン・スーパー・ボーイ」に応募し、芸能界への一歩を踏み出したそうです。
また、お母さんは地元徳島で「朝だ!生です旅サラダ」のロケが行われていた時に、「スタッフに息子の出演を直談判した」という驚きのエピソードがあります。犬飼貴丈さんは東京で下積み生活を送っていたころの話で、10年ほど後の2023年、実際に犬飼貴丈さんが出演した際に明かされました。
まだ何者でもない息子を信じて、そっと背中を押したお母さんと、自分を信じて一歩踏み出した犬飼貴丈さんの絆に心温まりますね。この2つのエピソードは、記事の後半でさらに深堀りしたいと思います。
教育観:礼儀正しく謙虚な姿勢の源は
犬飼貴丈さんは仕事現場では礼儀正しく謙虚で、感じがいいとよく言われます。礼儀正しく謙虚なのは、幼少期の教育がものを言いますよね。幼少期について、犬飼貴丈さんは次のようにコメントしています。
割と厳しくしつけられました。徒競走で3位だったときも1位でなかったことで怒られたり。
引用元:サンキュ!
また、犬飼貴丈さんは小学校2年生から野球を始め、徳島に転居後も続けるなどとても真剣にとりくんでいたそうです。犬飼貴丈さんは厳しいお母さんの教えや野球を通して礼儀や言葉遣い、上下関係などを学んだのかもしれませんね!

距離感:干渉しすぎずに陰からそっと見守る
犬飼貴丈さんの出世作となった「仮面ライダービルド」の映画が公開された時にも、お母さんとの心温まるエピソードがありました!お母さんは地元徳島に凱旋したイベントでは、客席でこっそりと見守っていたそうですよ。
出演した「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」のキャンペーンで全国行脚した犬飼貴丈さんは、地元徳島に凱旋した時のことについて次のようにコメントしています。
仕事で地元に帰るのは、うれしくも恥ずかしい変な気持ちでした。母親が最前列にいたので、あまり見ないようにしていました。
引用元:映画.com
犬飼貴丈さんのお母さんは、目立つことなくイベントに参加していたんですね。舞台で活躍する息子を客席から見るのは、誇らしい気持ちだったでしょうね!

犬飼貴丈さんのお母さんてすごい人だね!どんな人なのかな?

とても明るくてユーモアのある人みたいだね。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの前日のホテルでは、お母さんのいびきで眠れなかったという驚きのエピソードもあるよ!
【画像】芸能界入りのきっかけは?母がジュノンに応募
犬飼貴丈さんは2012年、第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞したことで芸能界に入りました。このコンテストにはお母さんの後押しで応募したことがよく知られています。徳島県在住の高校生が上京してコンテストに参加するのはとても大変なことですが、お母さんは一緒に上京しサポートしたそうです。
また、犬飼貴丈さんの芸能生活は決して順風満帆とはいかないものでした。数年間は俳優の仕事がなく、事務所で電話番をしていたそう。下積み時代のエピソード、先輩俳優やマネージャーさんとの出会いについても調べてみました。

応募の背景:新しい世界への挑戦をお母さんが後押し
犬飼貴丈さんが第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募したのは18歳、高校3年生の頃でした。決して真面目とは言えない高校生活を送っていた犬飼貴丈さんですが、お母さんの勧めで新しい世界へ挑戦することになりました。
犬飼貴丈さんは自身のYouTubeで応募したきっかけについて「一八歳、遊びまくった、結果進学も就職も厳しくなり、ジュノンボーイに応募。」と語っています。また、高校生活については次のように紹介していました。

お母さんはコンテストの時には一緒に上京し、コンテストに挑む息子を支えました。犬飼貴丈さんは、「ジュノン・スーパー・ボーイ」前夜のエピソードを次のようにコメントしています。
このとき母親の名言、
「あんた顔だけは良く産んであげてるんやから」が生まれる。
そして無事ジュノンボーイになる。
引用元:YouTube
お母さんのユーモアを交えた一言に背中を押され、見事グランプリを獲得した犬飼貴丈さんは、事務所に所属し芸能生活をスタートさせました。
受賞後:下積み時代、先輩俳優やマネージャーとの出会い
ジュノン・スーパーボーイといえば、小池徹平さんや溝端淳平さん、菅田将暉さんなど第一線で活躍する俳優を輩出したことで知られています。25回のグランプリを獲得した犬飼貴丈さんも、すぐに大活躍…とはなりませんでした。4年にも及ぶ下積み時代のエピソードをまとめました。
前述のとおり、就職の代わりくらいの気持ちで事務所に所属した犬飼貴丈さん、もちろんすぐに役がもらえるわけではなく最初の数年間は「毎日事務所で電話番」をしていたそうです。その頃のことを次のようにコメントしています。
上京して数年間は毎日事務所に行って、電話番をしていました。(中略)
当時の僕は本当にシャイボーイで、ハキハキとしゃべることもできないような人間でしたから、そういった内面を変えるために、電話番という仕事を事務所が与えてくれたのかなと、今となっては思います。
引用元:with digital
もちろん金銭的にも厳しく、先輩である小池徹平さんや三浦翔平さんにご飯に連れて行ってもらう毎日。俳優をやめようと思ったこともあったそうですが、1人のマネージャーさんとの出会いが今の活躍につながったそうです。
犬飼貴丈さんは「仮面ライダービルド」のオーディションをそのマネージャーさんに薦められて受け、見事合格。2017年、主演の桐生戦兎 / 仮面ライダービルドで出演することで注目を浴びるようになりました。次の画像は、仮面ライダービルドの時のものです。本当に爽やかでかっこいいですね!

仮面ライダービルドの後は、2019年の連続テレビ小説「なつぞら」に出演し、若手イケメン俳優の王道ルートを歩んでるように見えた犬飼貴丈さんですが、その後は癖のある役にも挑戦し、ただのイケメン俳優ではないと注目を浴びるようになりました。
特に話題になったのは、2020年に竜星涼さんとW主演を務めた「ぐらんぶる」です!この映画では、全裸シーン満載、真正のアニメオタク、そして無駄にイケメンという今村耕平役で出演し、水が苦手ながらダイビングにも挑戦しました。
また、2021年にはドラマ「サレタガワのブルー」で愛する妻に浮気される夫・田川暢(たがわのぶる)で主演しました。その後も、一癖ある役を次々とこなし唯一無二の俳優として注目を集め続けています。

犬飼貴丈さんの下積み時代のエピソードはとても興味深いね!事務所で電話番なんて初めて聞いたけど、よくあることなのかな?

とても珍しいことみたいだよ(笑)。事務所のスタッフも、初めてだと言っていたみたい。同じ雑誌をずっと読んだり、外を眺めていたそうだよ。その期間に自分を見つめなおしたことが、現在の活躍につながっているんだね!
【画像】『朝だ!生です旅サラダ』で話題!母子の仲良しエピソードとは?
犬飼貴丈さんは2023年2月に旅番組「朝だ!生です旅サラダ」に出演しました。この際に母親とのエピソードを紹介し、共演者の向井亜紀さんを感動の涙を流したと話題になりました。
実は犬飼貴丈さんさんのお母さんは「朝だ!生です旅サラダ」への出演を10年以上前に直談判していたそう。一体何があったのでしょうか?
˗ˋˏ 犬飼貴丈 さんと行く札幌旅行☃️ˎˊ˗
— 旅サラダPLUS 🥗日本全国の旅行&グルメ情報発信中📡 (@tabisalad_plus) February 3, 2023
犬飼さん修学旅行思い出の土地の
札幌でご当地グルメを食べ尽くす😋💞
初めての毛がに🦀やビール🍺
スープカレーを堪能している様子は
あす朝8:00〜ON AIRです🎥
是非チェックしてね🙇♀️✧*。 pic.twitter.com/KVj8erS65L
見どころ:お母さんが出演を直談判!?
2023年2月に放送された「朝だ!生です旅サラダ」では、犬飼貴丈さんは北海道札幌市を訪れ、ご当地グルメなどを楽しむ姿が放送されました。犬飼貴丈さんは修学旅行でも訪れた思い出の札幌を満喫。その後、スタジオのトークでお母さんの話題になりました。
スタジオでは司会の神田正輝さんとまもなく番組を卒業する向井亜紀さんとのトークが繰り広げられました。この時、神田正輝さんが、実はお母さんが出演を直談判したという驚きのエピソードを紹介し一同は騒然。詳しいことを犬飼貴丈さんが次のようにコメントしていました。
10年ほど前だと思うんですけど僕、地元が徳島県で旅サラダさんでロケに行かれた時があったと思うんですけど、その時に母親がスタッフさんと話す機会があったみたいで、『ウチの息子をぜひ旅サラダに出してくれ』、と
(中略)
10年前は種をまいていただき無事、花が咲きました。ありがとうございます!
引用元:スポーツ報知
番組内では、お母さんに呼びかける様子も放送されました。犬飼貴丈さんとお母さんの絆に、共演者の向井亜紀さんは涙を流していたそうですよ。
波及:ただのイケメン俳優ではない!YouTubeでファン層が広がる
犬飼貴丈さんは2020年には公式YouTubeチャンネル「THE 犬飼」を開設しました。このチャンネルは内容がぶっ飛んでるとたびたび話題になっています。犬飼貴丈さん本人は『「職業:表現者 犬飼貴丈」としてもっと活動していきたいです。』とインタビューでコメントしています。
YouTubeチャンネル「THE 犬飼」は2025年現在登録者数が20万人を超え、ルーティーンの紹介やゲーム配信など様々な動画を配信しています。どれも一風変わった攻めた内容で、演技の場では見せない新たな一面を見せています。ただのイケメン俳優ではないと、同年代の男性など新たなファン層を獲得しています

犬飼貴丈さんは、他にはどんな動画を配信しているの?

特に注目を集めたのは、この記事でも紹介している「生きる」と題した生い立ちを紹介する動画だよ。両親の離婚の経緯など、事細かに紹介しているよ。幼少期の写真を公開しているけど、小さい頃から本当にイケメンだったよ。
【画像】犬飼貴丈さんとお母さんの絆が強い!
犬飼貴丈さんは、徳島県で女手一つで育てられました。人気俳優を多数輩出している「ジュノン・スーパーボーイ」でグランプリ獲得後、大変な下積み時代を経て「仮面ライダービルド」で注目を浴び、若手イケメン俳優としてキャリアをスタートさせました。
その後は映画やドラマで一癖も二癖もある役を次々と演じ、ただのイケメン俳優ではないと注目を浴びるようになりました。また、バラエティ番組やYouTubeチャンネルで紹介される素顔は「性格がヤバい」と言われ、唯一無二の存在として活動を続けています。
犬飼貴丈さんのこれまでの歩みのなかで、ターニングポイントとなったところには「お母さんの影響」が垣間見えます。次の投稿は、お母さんのおかげで出演が叶った「朝だ!生です旅サラダ」の様子を紹介したInstagram投稿です。
生活:家族一丸となって、成長をサポート
犬飼貴丈さんの最初のターニングポイントはお母さんの地元徳島への転居。経済的に厳しい中、朝から晩まで働いて女手一つで犬飼貴丈さんを育て上げました。徳島では祖父母が同居していて、中学生の時には忙しいお母さんに代わっておばあさんが晩御飯を準備してくれたそうですよ。
中学生の時、帰りが遅い僕のために、おばあちゃんが毎晩ご飯を用意してくれたんです。(中略)中学の頃は自分でご飯を温めて食べて、お風呂に入ってから寝るという生活でした。メニューは毎日“鍋”だったんですよ。鍋を火にかけて煮立ったら食べるだけ。簡単で栄養もあるし、食べ盛りだからいっぱい食べられて満足だし、とてもありがたかったですね。
引用元:テレ東プラス+
犬飼貴丈さんは今でも頻繁に鍋料理を作って食べているそうです。とても仲のいい家族なのが垣間見える、心温まるエピソードですね。
メンタル:短い言葉で背中を押す
犬飼貴丈さんの最大のターニングポイントはやはりジュノンボーイでのグランプリ獲得。お母さんの勧めで応募し、前日にはユーモアあふれる一言で息子の背中をそっと押し、グランプリ獲得、芸能界デビューにつながりました。

コンテスト本番では歌う予定の曲の伴奏が掛からないトラブルにも見舞われましたが、堂々と乗り越えてブランプリに輝きました。犬飼貴丈さんはお母さんの言葉で自信を得てコンテストに臨み、栄光をつかんだんですね!
価値観:礼節が仕事を呼ぶ
「性格がヤバい」と言われれることもある犬飼貴丈さんですが、現場では礼儀正しく感じがいいと評判です。2020年の映画「ぐらんぶる」でW主演を務めた竜星涼さんは次のようにコメントしています。
犬飼君は礼儀正しくて、仲良くなっても程よい距離感を保ってくれるんです。彼とは本作を通していいバディ、相棒になれたし、ものすごく楽しい夏を一緒に過ごすことができました。
引用元:朝日新聞社 好書好日
少年時代の野球経験やお母さんに厳しくしつけられたことで、礼儀を大切にできる人になり、現在の大活躍につながっているのですね。

犬飼貴丈さんは2023年に病気で休養していた期間があったと思うんだけど、何があったの?

犬飼貴丈さんは2023年頃に帯状疱疹の症状が出てしまい、休養を発表したよ。でも、お医者さんも驚くほどの回復力で1週間ほどで仕事に復帰したよ。
犬飼貴丈さんは、2025年10月にスタートする唐沢寿明さん主演のドラマ「コーチ」に出演するなど、活躍を続けています。今後も唯一無二の俳優としての活躍を期待したいですね!
犬飼貴丈のプロフィール・SNS
プロフィール
- 名前:犬飼 貴丈(いぬかい あつひろ)
- 生年月日:1994年6月13日
- 出身地:徳島県
- 身長:176㎝
- 所属:バーニングプロダクション所属
- 主な受賞:第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト グランプリ(2012年)
引用元:犬飼貴丈 on Instagram
SNS
- Instagram:犬飼貴丈official
- 公式サイト:犬飼貴丈official website
- YouTube:THE犬飼
犬飼貴丈の母エピソードと芸能界入りのきっかけまとめ
- 幼少期に両親が離婚し母のもとで育っている
- 小学校6年で千葉から徳島市へ転居し高校卒業まで過ごしている
- 経済的に厳しい中で母が朝から晩まで働き生活を支えている
- 母の勧めでジュノン・スーパーボーイに応募している
- 2012年の第25回でグランプリを受賞し芸能界入りしている
- 応募や本番に母が上京同行し精神面を支えている
- 前夜の「顔だけは良く産んであげてる」発言で自信を得たと語っている
- 本番で伴奏トラブルがあったが堂々と乗り越えている
- 受賞後もしばらくは仕事が少なく事務所で電話番をしている
- マネージャーの薦めで2017年に仮面ライダービルド主演を射止めている
- その後はなつぞらやぐらんぶる、サレタガワのブルーなどで幅を広げている
- 現場では礼儀正しく謙虚と評判で共演者からも評価されている
- 少年期の野球経験や厳しいしつけが礼節の基盤になっていると示している
- 母はイベントで目立たず客席から見守るなど適切な距離感を保っている
- 旅サラダでは母が10年前に出演を直談判した逸話が明かされている
- 徳島では祖母の毎晩の鍋料理など家族一丸の支えがあったと述べている
- YouTubeやドラマ出演を通じて唯一無二の俳優として歩みを進めている
- 現在の活躍の要所に母の行動力と支えが色濃く影響している