食道がんとうまく付き合いながらマイペースで芸能活動を続けている「秋野暢子」さん。一般の方と結婚した娘(秋野夏子さん)夫婦と同居。自ら「絵」を描いて「個展」を開いたり、陶芸作品を作ったりと多忙な毎日を送っておられます。
「がんサバイバー」として 自身の壮絶な闘病経験(化学放射線療法や抗がん剤治療)をブログやメディアで積極的に発信し、ポジティブに「がん」と向き合う姿を伝えています。
秋野暢子さんの前向きに生きる「生きざま」を紹介したいと思います。
この記事でわかること
- 女優以外の現在の活動
- 頸部食道がんの治療法
- 馴れ初めから離婚までの流れ
- 秋野暢子の家族関係
【画像】秋野暢子は現在何してる?
2025年の秋野暢子さんは、女優という肩書きにとどまらず、「芸術活動」「社会貢献活動」「発信活動」を三本柱にした、多面的な生き方を実践しています。
■ 芸術家としての活動:個展「~色彩の希望III~ 希望の輪展」
東京・大阪で開催された個展「~色彩の希望III~秋野暢子と希望の輪展」は、秋野さんが“命の延長線上でやりたいこと”として始めた活動です。きっかけは、がん闘病の際に支えてくれた人々への「恩返し」。同じく病気を乗り越えた仲間でした。
- 青木さやかさん(肺がん)
- 小堺一機さん(原発不明頸部リンパ節転移)
- 梅宮アンナさん(乳がん)
など著名人も参加し、約50点の作品が展示・販売されました。売上の一部はがん研究に寄付され、芸術が“希望”の循環を生むプロジェクトとして高く評価されています。
■ 社会貢献活動:がん啓発・難病支援・チャリティの継続
個展の寄付だけではなく、秋野さんは
- がん予防・早期発見の啓発
- 難病の子どもや家族への支援
- 講演活動
- チャリティイベントへの参加
など、社会活動の場を年々広げています。闘病経験を語る講演では、病気を経験した本人にしか語れない“心の変化”や“治療のリアル”を伝え、多くの人に勇気を与えています。秋野さんが発信する「生き方そのもの」が、多くの病と向き合う人々の希望の灯火になりつつあります。
■ 芸能活動:舞台・テレビ・メディア出演も継続
闘病後も芸能活動を控えるどころか、むしろ前向きに再開しています。
- 舞台への出演
- ドラマのゲスト出演
- トーク番組での闘病体験の発信
- ラジオ・雑誌でのインタビュー など
“復帰した秋野暢子”としてではなく、「新しい人生を歩む秋野暢子」としての表現に注目が集まっています。
■ SNS・ブログでの発信:生き方を等身大で共有
秋野さんはSNSでも、飾らない言葉で自身の体調や気持ちを発信し続けています。
- 治療後の生活
- 食生活・健康習慣
- ファンへのメッセージ
- 個展の裏側や製作過程
など、言葉のすべてが“生きていることの喜び”に満ちています。SNSを通して病気と向き合う人から寄せられる声に返答することも多く、「孤独な闘病者に寄り添う存在」として支持されています。
引用元:TBS NEWS DIG
秋野暢子の元夫は誰?
秋野暢子さんの元旦那様は「田代冬彦」さんです。
TBSの敏腕プロデューサーでした。現在はTBSHD執行役員グループ経営企画局付兼東通代表取締役社長というお偉いさんになっています。東京大学文学部フランス文学科卒業のエリートです。
引用元:Facebook
公式に発表されていませんが、お二人の出会いは「現場」だと言われています。女優として頭角を現しはじめていた秋野さんと、番組制作の第一線で活躍していた田代さんは、仕事を通じて自然な形で距離を縮めていったようです。
どちらも真剣に良い番組を作ろうとする姿に惹かれあったのでしょう。1983年に結婚しますが、2001年に離婚しています。理由は公表されていません。秋野さんはバラエティー番組で「結婚して1年目にお互い相手を間違えたと気が付いた」と話しています。
違和感を感じながらも夫婦を続けていたのは「子供が欲しかった」ことがあったのではないでしょうか。秋野さんは「不妊治療」や「流産」を経験しています。結婚10年目にしてやっと女の子を授かり、育てるために結婚生活を続けていたようです。
しかし、17年目にして遂にお互いの我慢が限界になったのでしょう。離婚へと至りました。
親権は秋野さんが持ち、女手一つで娘さんを育て上げました。秋野さんは再婚しませんでしたが、田代さんは離婚の翌年に一般人女性と再婚されています。
知りたいくん6年生の時の担任の先生から演劇の才能を見出されたみたいだけど、そのあとどうしたんだろう?女優になるまでにどんなことがあったのかな?
教えたいさん演劇の盛んな「四天王寺中学」に進学したの。その中学校が演劇の全国大会に出たのよ。その時の審査員に「アルバイトみたいにやってみない?」って誘われたんだって!スゴイね!
【画像】秋野暢子の病気は癌だった?
秋野さんは、2022年、「頸部食道がん」に罹患しました。ステージ3だったのです。それまで「喉に違和感」を覚えて「人間ドック」に入ったり、「内視鏡検査」をしたけれど「わからなかった」と話しています。
引用元:メディカルドック
しかし、「水」を飲むのも苦しくなり、さすがに「おかしい」と考えてもう一度内視鏡検査を受けることになりました。そしてやっと、「食道がん」だとわかったのです。
秋野さんの罹患した「頸部食道がん」は食道の入り口付近にできる「がん」です。初期段階ではほとんど自覚症状がないため、早期発見が難しいとされています。
「頸部食道がん」は発生頻度が低いものの、治療の難易度が高く、治療の際には気道や発声機能に影響を及ぼす可能性があります。
秋野さんは他にも小さな「がん」が胸部の方にまで7~8個ありました。一番大きな「がん」で4センチほどあり、声帯の近くにあったと言っています。そのため外科の医師からは声帯を取り除き、気道と食道を分けるような手術が必要と言われたそうです。
声帯が無くなってしまうなんて、誰でも大ショックです!まして、秋野さんは大女優です!声が無くなってしまったらお芝居ができなくなってしまいます!
それは何とか避けたい!と手術を受けることの決心が付かなかったとか。その後に抗がん剤と放射線を使った化学放射線治療があることを知り、そちらを選択しました。
上記の治療法を提案された時、秋野さんはたくさん資料を読み込んで勉強しました。そして「安全で効果の期待できる治療法」だと理解して治療に挑みました。
当時はコロナ禍だったので面会もなし。孤独な時間だったでしょう。しかし、ブログを書き「がん」の情報を発信するなど前向きに治療に向き合いました。その甲斐あって、2023年4月に寛解したことを報告しています。
「寛解」とは、「完治」ではなく再発の可能性があるということです。しかし、日常生活を支障なく過ごすことができます。定期検診が必要ですが、ひとまずは安心ですね。
秋野さんは回復後も積極的に講演や情報番組への出演など、前向きな活躍を続けています。
娘の結婚相手はだれ?
秋野暢子さんの愛娘「夏子さん」は芸能界には入らず一般の人です。その「夏子さん」は2023年に結婚しています。お相手もやはり一般の方です。プライベートのことなので名前や職業は公にはされていません。
引用元:MATOMEDIA
秋野暢子さんは自身が入院中、彼が夏子さんに協力して「家を守ってくれた」と感謝の気持ちでインスタグラムにアップしています。犬がお好きなのでしょうか。秋野暢子さんの愛犬を上手にお世話していたようです。夏子さんと2匹の愛犬が彼に「メロメロ」と補足説明。
家を「二世帯住宅」にリフォームして娘夫婦と一緒に住んでいる、と秋野暢子さんは語っています。それを了承してくれた夏子さんの旦那様は心優しい方なのだとわかりますね。2024年には、お2人の間に可愛い「第一子」が生まれています。秋野暢子さんにとっては「初孫」です!
夏子さんのお宮参りの着物をずっと残していたそうです。それを使ってもらった、と話していますので女の子が生まれたのですね。闘病生活を乗り越えた秋野暢子さんにとっては最高の「ごほうび」ではないでしょうか。いつまでも仲良く幸せに、楽しい毎日を送ってほしいですね。
知りたいくん夏子さんは「ニコライバーグマン」って会社でフラワーデザイナーとして働いているみたいだけど、お店はどこにあるの?
教えたいさん東京が多いけど、大阪、京都、神戸、福岡、ソウルにもあるよ。花だけでなく、カフェもあるよ。
秋野暢子のプロフィール・SNS
- 名前:秋野 暢子(あきのようこ)
- 本名: 同じ
- 生年月日:1957年1月18日
- 年齢:68歳(2025年11月現在)
- 出身地:大阪府
- 血液型:A型
- 趣味:絵画 陶芸 マラソン ヨガ 体を動かすこと
- 特技:料理
- 所属事務所:しまだプロダクション
引用元:オフィシャルブログ
SNS
知りたいくん秋野暢子さんの日本尊厳死協会に入会のきっかけって何なのかな?
教えたいさんお母様が60歳で入っていたんだって。秋野さん自身が60歳になった時に「娘に迷惑かけたくない」と母は思ったのだろう、ってわかったの。それで秋野さんも入会したのよ。
秋野暢子の現在の活動・病気・娘の結婚相手まとめ
- 秋野暢子は頸部食道がんと付き合いながら、女優業に加えて芸術活動・社会貢献・発信活動を三本柱に精力的に動いている
- 絵画や陶芸作品を制作し、東京・大阪で個展「~色彩の希望III~秋野暢子と希望の輪展」を開催している
- 個展には青木さやか・小堺一機・梅宮アンナなど、がんを経験した著名人も参加し約50点の作品が展示・販売された
- 個展の売上の一部はがん研究に寄付され、芸術を通じて希望を循環させるチャリティプロジェクトとして評価されている
- がん予防・早期発見の啓発や難病の子どもと家族の支援、講演会やチャリティイベント参加など社会貢献活動も幅広く続けている
- 闘病経験を語る講演やメディア出演では、治療のリアルや心の変化を率直に伝え、多くのがんサバイバーに勇気を与えている
- 女優としては舞台・ドラマ・トーク番組・ラジオ・雑誌インタビューなどに出演し、「復帰」ではなく新しい人生を歩む姿で注目されている
- SNSやブログでは治療後の生活や健康習慣、個展の制作過程、ファンへのメッセージなどを等身大の言葉で発信している
- 秋野暢子は2022年にステージ3の頸部食道がんと診断され、胸部にも7〜8個の小さながんが見つかっていた
- 声帯摘出を伴う大きな手術ではなく、抗がん剤と放射線を組み合わせた化学放射線治療を選択し、徹底的に情報収集して治療に臨んだ
- コロナ禍で面会も制限される中、ブログで情報発信しながら前向きに治療に向き合い、2023年4月に寛解を報告している
- 寛解後も再発の可能性を意識しつつ定期検診を受けながら、日常生活や仕事を無理のないペースで続けている
- 元夫はTBSの敏腕プロデューサーだった田代冬彦で、現在はTBSHD執行役員グループ経営企画局付兼東通代表取締役社長を務めるエリートである
- 1983年に結婚し不妊治療や流産を経て結婚10年目に一人娘を授かるも、価値観の違いなどから2001年に離婚し、親権は秋野暢子が持った
- 娘の夏子さんは芸能界には入らず一般人として働き、2023年に一般男性と結婚し、2024年には第一子となる女の子が誕生している
- 現在は二世帯住宅にリフォームした自宅で娘夫婦と初孫、愛犬たちと同居し、闘病を経て得た命を家族と社会のために生かす前向きな生き方を貫いている







