お笑いコンビ「バイきんぐ」のツッコミ担当・小峠英二さんの年収が注目を集めています。推定年収1億円から1億5,000万円とも言われる高額年収の背景には、複数のレギュラー番組とCM出演、そして長年培ってきた確かな芸人力があります。
2012年の「キングオブコント」優勝後、着実にキャリアを積み上げてきた小峠さん。現在は「ヒルナンデス!」「相葉マナブ」「オモウマい店」などの人気番組にレギュラー出演し、MC能力の高さから司会進行を任される機会も増えています。2024年のテレビ出演本数は351本でランキング20位を記録するなど、テレビ露出の多さに加え、ナレーション業務やゲスト出演など、多岐にわたる活動が高収入を支えているのです。
一方、相方の西村瑞樹さんの推定年収は約4,000万円前後とされ、小峠さんとの間には約2.5倍から3倍の収入差があると言われています。西村さん本人も過去に「収入格差は3倍くらい」と語っており、この差は主にテレビ出演本数の違いによるものです。
しかし西村さんは小峠さんほどのテレビ露出はないものの、キャンプやアウトドア番組「西村キャンプ場」の冠番組を持ち、YouTubeなど自身の趣味を活かした独自の活動スタイルを確立し、固定ファンを獲得しています。過去に「月収210万円、最高月収400万円」と明かしたこともあり、キャンプ関連の仕事で着実に収入を伸ばしています。
本記事では、小峠英二さんの具体的な収入源と年収の内訳、相方との収入差が生まれる理由、そして西村さんの独自の活動スタイルについて詳しく解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 小峠英二さんの推定年収1億円〜1億5,000万円の内訳とその主な収入源
- テレビ出演351本(2024年)の具体的なギャラと月収1,200万円の実態
- レギュラー番組・CM・ナレーション・単発出演の具体的な収入構造
- YouTube・ラジオ・イベント出演など副次的な収入ルート
- ピーク時から現在への仕事スタイルの変化
- 相方・西村瑞樹さんとの年収差約2.5倍〜3倍の実態
- お笑いコンビにおける収入格差が生まれるメカニズム
- 西村瑞樹さんの「収入より自由」を優先する独自の活動スタイルと収入への考え方
【画像】小峠英二の年収がすごい!
小峠英二さんの年収は、業界関係者や各種メディアの報道、そして本人がテレビ番組で明かした月収情報を総合すると、推定1億2,000万円前後と見られています。小峠さんが公表した月収の推移は以下の通りです
- 2016年:月収500万円
- 2017年12月:月収1,000万円超え
- 2018年4月:月収1,200万円(最高月収)
- 2019年9月:月収800万円
月によってバラつきはあるものの、平均すると月収900万円から1,000万円程度、年収換算で1億円以上は確実に稼いでいることが明らかです。
年収の算出根拠となるのは、まず何よりもレギュラー番組の本数です。2024年のテレビ出演本数は351本でランキング20位を記録しており、安定して年間300本以上の出演を維持しています。ピーク時の2021年には440本でランキング4位という驚異的な数字を記録しました。
小峠さんクラスの芸人のゴールデンタイムの番組出演料は、1本あたり10万円から20万円程度と言われており、仮に1本20万円として計算すると、年間351本×20万円=7,020万円となり、テレビ出演だけでこれだけの収入が見込まれます。
さらに、CM出演料は1本あたり1,500万円程度と言われており、メルカリなど大手企業のCMに出演していることから、CM収入だけでも年間数千万円に達する可能性があります。
これにナレーション業務(1本10万円から30万円)、単発番組やゲスト出演(1回20万円から50万円)を加えると、複数の収入源を組み合わせることで年収1億円以上を実現しているのです。キングオブコント優勝前の2012年には年収650万円でアルバイトで生計を立てていたことを考えると、わずか数年で年収が15倍以上に跳ね上がったシンデレラストーリーと言えます。

収入の柱はテレビとCM
小峠英二さんの収入の大部分を占めるのは、テレビ出演とCM契約です。レギュラー番組については、「ヒルナンデス!」「相葉マナブ」「オモウマい店」が主力です。特に「オモウマい店」では進行役としてMCを担当しており、MCギャラは通常の出演料よりも高額になります。ゴールデンタイムのMC業であれば、1回50万円のギャラも夢ではないと言われています。
「ヒルナンデス!」は視聴率も好調な人気バラエティ番組であり、小峠さんは準レギュラー的な立ち位置で頻繁に出演。即興のツッコミや場を回す能力が高く評価されています。
「相葉マナブ」では、農業体験やグルメ企画など幅広いジャンルで活躍し、相葉雅紀さんとの息の合ったやり取りが視聴者に好評です。ジャニーズのトップタレントとレギュラー共演できるということは、芸人としての格も上がります。
また、「有吉の壁」(日本テレビ系)や「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ系)など、複数のゴールデンタイムやプライムタイムの番組にレギュラー出演しています。一般的に、ゴールデンタイムのレギュラー番組1本あたりのギャラは、知名度や番組の規模にもよりますが、50万円から100万円程度と言われています。月4回の収録があれば、1番組だけで年間2,400万円から4,800万円の収入となります。
単発番組やゲスト出演も重要な収入源です。クイズ番組、トーク番組、特番など、さまざまなジャンルに呼ばれる小峠さんは、業界内での信頼も厚く、ツッコミの切れ味と場を回す能力が高く評価されています。1回あたり20万円から50万円程度が相場とされており、年間数十本の出演があれば、数百万円から1,000万円を超える収入になります。
CM出演については、メルカリのCMなど大手企業の広告に定期的に起用されています。小峠さんクラスであれば、1本1,500万円程度のギャラが見込まれます。CMは一度撮影すれば複数回放送されるため、効率的に収入を得られる点も魅力です。さらに、CM出演は芸人としての格を上げる効果もあり、テレビ番組への出演オファーが増えるという好循環を生み出します。
YouTube・ラジオ・イベント収入も
テレビやCM以外にも、小峠英二さんはYouTube、ラジオ、イベント出演など、多様な収入源を確保しています。これらは主収入ではないものの、合計すれば年間数百万円から1,000万円以上になると考えられます。
YouTubeについては、バイきんぐとして公式チャンネルを運営しているほか、他の芸人や企業のチャンネルにゲスト出演することもあります。YouTube出演は若年層へのリーチを広げる効果もあり、YouTubeでの存在感を高めることは、長期的なキャリア構築にとって重要な戦略です。
ラジオ番組については、MBSラジオ「アッパレやってまーす!」に木曜日レギュラーとして出演しています。ラジオのギャラはテレビに比べて低めですが、それでも1回の出演で3万円から5万円程度の収入が得られます。年間48回出演すれば、約150万円から200万円の収入になります。
トークショー、お笑いライブ、企業イベント、地方営業など、さまざまなイベントに呼ばれています。小峠さんクラスであれば1回あたり数十万円から100万円以上になることもあります。こうした多様な活動が、小峠さんの年収を底上げしているのです。
ピーク時より安定志向にシフト
小峠英二さんのキャリアを振り返ると、「キングオブコント」優勝直後の数年間は、売れっ子芸人として爆発的な仕事量をこなしていました。2012年の優勝前の月収はわずか1万円だったと本人が語っており、アルバイトで生計を立てていました。しかし優勝後は一気に仕事が増え、わずか数年で収入が数百倍に跳ね上がりました。
しかし、現在の小峠さんは「量より質」を重視した仕事スタイルへとシフトしています。ピーク時の2021年には年間440本の出演がありましたが、2024年は351本と、やや出演本数を抑えています。これは無理にすべての仕事を引き受けるのではなく、長期的に安定した収入が見込めるレギュラー番組や、自身のキャラクターを活かせる仕事を選ぶようになったためです。
この変化の背景には、芸人としての持続可能性を考えた戦略があると見られます。若手の頃は露出を増やすことが最優先ですが、ある程度の知名度を確立した後は、体力的にも精神的にも無理のないペースで仕事を続けることが重要になります。特に、MC業やナレーションといった仕事は、一度信頼を得ると長期的に継続しやすく、安定収入につながります。
小峠さんは、お笑いのスキルだけでなく、場を回す司会能力や、落ち着いたナレーションの技術を磨いてきたことで、こうした仕事を獲得できています。また、バラエティ番組においても、単なる出演者ではなく、番組の進行を助けたり、後輩芸人をサポートしたりする「頼れる先輩芸人」としてのポジションを担うことが増えてきました。
このように、小峠さんは芸人として長く活躍するための戦略的なキャリア構築を行っており、ピーク時の勢いだけに頼らない、持続可能な働き方を実践していると言えます。
ゆい小峠さんの貯金額ってどのくらいあるの?
たくみ過去のテレビ番組で、貯金額は2,000万円近くあると本人が公表してたよ!ただ、旧車が趣味で1966年式シボレー・ノヴァや1970年式日産グロリアを所有してるから、車の購入とメンテナンスにかなりお金を使ってるみたい。
【画像】相方・西村瑞樹との年収差が激しい?
バイきんぐの相方である西村瑞樹さんの推定年収は、各種メディアの報道や本人のテレビ発言を総合すると、約4,000万円前後と見られています。小峠さんの推定年収1億円から1億5,000万円と比較すると、その差は約2.5倍から3倍以上にも及びます。
実は、西村さん本人が過去にこの収入差について言及しています。2018年時点で「小峠との収入格差は3倍くらい」とテレビ番組で語っており、この証言からも大きな収入差があることが確認できます。さらに西村さんは別の番組「水曜日のダウンタウン」で、「当時は月収210万円くらいで、最高月収が400万円あった」と明かしています。
この収入差は、主にテレビ露出の頻度の違いによるものです。小峠さんは年間351本のテレビ出演があるのに対し、西村さんの出演本数は年間100本程度とされており、出演本数だけで約3.5倍の差があります。お笑いコンビにおいては、どちらか一方がテレビで重宝されるケースが多く、バイきんぐもその典型的な例と言えます。
ただし、年収4,000万円という金額は、一般的なサラリーマンと比較すれば十分に高収入です。西村さんが特別に稼いでいないわけではなく、小峠さんの収入が芸人としてトップクラスに高いというのが正確な見方でしょう。
また、西村さんは小峠さんとは異なる活動スタイルを選択しています。テレビのバラエティ番組への出演は少ないものの、キャンプやアウトドアを題材にした冠番組「西村キャンプ場」(テレビ新広島・フジテレビ系)を持っており、YouTubeでの活動、そして自身の趣味を活かした独自のコンテンツ作りに力を入れています。
西村さんは「じゃない方芸人」と呼ばれた時期もありましたが、キャンプブームに乗ってロケ芸人、ソロキャンプ芸人としての需要が生まれ、現在では「じゃない方芸人から脱却した」と評価されています。

芸人コンビの収入格差は珍しくない
お笑いコンビにおける収入格差は、実は業界では珍しい現象ではありません。多くの人気コンビで、片方が圧倒的にテレビ露出が多く、もう一方は裏方や別分野で活動するというパターンが見られます。
例えば、爆笑問題の太田光さんと田中裕二さんは、太田さんがメインMCを務める番組が多い一方で、田中さんは俳優業にも力を入れています。ナインティナインの岡村隆史さんと矢部浩之さんも、岡村さんがラジオやバラエティで活躍する一方、矢部さんは司会業や俳優業で独自の道を歩んでいます。このように、多くのコンビで何らかの役割分担や露出頻度の違いが存在します。
この収入格差が生まれる主な理由は、テレビ番組制作側のニーズと芸人の適性のマッチングにあります。バラエティ番組では、特に司会進行能力やトーク力、瞬発的なツッコミ能力が求められることが多く、これらのスキルを持つ芸人が重宝される傾向があります。
一般的に、ツッコミ担当の芸人の方が司会業に向いているとされ、結果的に仕事のオファーが多くなる傾向があります。ツッコミは場の流れを読み、話を整理し、次の展開につなげるスキルが求められるため、これが司会業に活きるのです。ボケ担当は個性的なキャラクターで笑いを取ることに特化している場合が多く、司会進行には必ずしも向いていないケースがあります。
また、CM起用においても、企業が求めるイメージに合致する芸人が選ばれるため、必ずしもコンビ両方が起用されるわけではありません。
さらに、芸人本人の志向性も影響します。すべての芸人がテレビ露出を最優先するわけではなく、それぞれの価値観によってキャリアの方向性が分かれることもあります。バイきんぐの場合も、小峠さんがテレビバラエティでの活躍に特化し、西村さんは自身の趣味や興味を活かした活動を展開するという、自然な役割分担ができていると言えます。
収入よりも「自由」を優先する西村さん
西村瑞樹さんの活動スタイルを見ると、彼が収入の最大化よりも「自分らしい生き方」を優先していることがわかります。テレビのバラエティ番組に頻繁に出演すれば収入は増えるかもしれませんが、西村さんはあえてその道を選んでいません。
実は、バイきんぐが売れ始めた頃、小峠さんは休みなく働いていた一方で、西村さんは週に3〜4日は休みがあり、その時間を趣味のキャンプに費やしていたそうです。コロナの影響でソロキャンプという1人でキャンプを楽しむ形に人気が爆発し、この大好きだった趣味のキャンプのおかげでキャンプ芸人としての地位を確立しました。
冠番組「西村キャンプ場」(テレビ新広島・フジテレビ系)は、単発番組を経て2019年10月からレギュラー化され、関西テレビでも放送されるなど全国展開しています。こうした番組では、無理に笑いを取りに行くのではなく、自然体でキャンプを楽しむ姿が視聴者に好評を得ています。
また、YouTubeでの活動も、西村さんらしい自由なスタイルで展開されています。「CAMP西村チャンネル」を2019年4月に開設し、キャンプやアウトドア関連の動画を投稿しており、同じ趣味を持つファン層から支持を得ています。
さらに西村さんは文才もあり、2016年から産経プラスでコラム「バイきんぐ西村瑞樹の暇とY談と私」を連載し、2020年にはワニブックスからエッセイ集「ジグソーパズル」を発表しています。深い内容ではないのに何故かじわりと引き込まれる文章が話題になりました。
西村さんのこうした姿勢は、現代的な働き方の一つの理想形とも言えます。適度な収入を得ながら、自分らしい生活を大切にするというバランス感覚は、多くの人にとって共感できるものでしょう。西村さんの選択は決して「稼げないから仕方なく」というものではなく、自分の価値観に基づいた積極的な選択と言えます。
ゆい収入差があっても、コンビとしての関係性は問題ないのかな?
たくみバイきんぐの場合、お互いの活動スタイルを尊重し合っている様子がうかがえるよ。実は過去に西村さんがコンビ解散を持ちかけたことがあったんだけど、理由が「彼女に振られて何もやる気が起きないから」というもので、小峠さんが「バカかっ!」と一蹴して事なきを得たんだって(笑)。
小峠英二 プロフィール・SNS
プロフィール
- 名前:小峠英二(こ とうげ えいじ)
- 生年月日:1976年6月6日
- 出身地:福岡県田川郡大任町
- 身長:170cm
- 職業:お笑い芸人(バイきんぐ ツッコミ担当)
- 所属事務所:SMA NEET Project(ソニーミュージックアーティスツ)
- 趣味:ギター演奏、音楽・映画鑑賞、バイクツーリング、旧車
引用元:産経新聞
SNS
- Instagram:公式アカウントなし(2025年10月時点)
- 公式Youtube URL:https://www.youtube.com/channel/UCkBhsreS_wIyoL_7hqNVRWg
- X(旧Twitter)URL:https://x.com/viking_kotouge
- 公式サイト:Sony Music Artists Inc.
- オフィシャルブログ:バイきんぐ小峠の『見ル前ニ飛べ』
小峠英二の年収と西村瑞樹との収入差まとめ
- 小峠英二の推定年収は各種発言や報道の総合で約1億2,000万円前後と見られている
- 収入の柱はテレビ出演とCMでありレギュラーとMC業の比重が大きい
- 2012年のキングオブコント優勝を機に露出が増加し地位を確立している
- 2024年のテレビ出演本数は351本でランキング20位としている
- ピークの2021年は出演440本でランキング4位とされる
- ゴールデンの出演料は1本10万~20万円程度とされテレビだけで数千万円規模になる
- 進行役としてのMC起用は1回50万円もあり得るとされる
- CMはメルカリなどに出演し1本1,500万円程度とされ年間でも大きな収入源になっている
- ナレーションは1本10万~30万円程度とされ単発やゲスト出演は1回20万~50万円程度とされる
- ラジオはMBS「アッパレやってまーす!」木曜レギュラーで年間150万~200万円程度とされる
- YouTubeやイベント出演も合算で年間数百万円~1,000万円超の可能性があるとされる
- 本人の月収推移は2016年500万→2017年末1,000万超→2018年4月1,200万→2019年9月800万と明かしている
- 平均月収は900万~1,000万円程度で年収1億円超は堅いとしている
- 貯金は約2,000万円とテレビで公表しており旧車趣味への支出が大きいとしている
- 相方の西村瑞樹は推定年収約4,000万円で収入差は約2.5~3倍とされる
- 西村は冠番組「西村キャンプ場」やYouTubeなど趣味特化の活動で固定ファンを得ている
- 小峠は量より質へとシフトし安定したレギュラーと司会で今後も高水準の収入が見込まれる


