中原ひとみの家族構成は？旦那/息子/娘は現在なにしてる？

中原ひとみさんの家族は、俳優として日本映画界を支えた夫・江原真二郎さん、若くして亡くなった長男・土家歩さん、そして現在はネイリスト兼ベリーペイントアーティストとして活動する長女・土家里織さんと、その娘の花蓮さんへと受け継がれています。

夫と息子を見送り、自身も大腸がんや子宮頸がんなど数々の病と向き合いながらも、舞台への意欲を失わず前向きに歩み続けている中原さん。そのそばには、最初の夫を事故で亡くしながらも再婚し母となった里織さんと孫娘という、支え合いながら生きる温かい家族の姿があります。

この記事では、中原ひとみさん一家の家族構成を整理しながら、夫・江原真二郎さんと長男・土家歩さんの軌跡と最期、そして現在の長女・土家里織さんとその家族の暮らしぶりを詳しく紹介します。

ライオン「ホワイト＆ホワイト」のCMで注目された“江原一家”が、どのような喜びと別れを経験してきたのか──昭和から令和へと続く家族の歴史と、苦難を越えて今も前向きに生きる姿をわかりやすくまとめていきます。

中原ひとみの家族構成は？

中原ひとみさんの家族構成は、夫で俳優の江原真二郎さん（本名：土家基定、2022年85歳没）、息子で俳優の土家歩（1990年26歳没）さん、娘の土家里織さん（56歳）です。

その後、里織さんが結婚されたアメリカ人のご主人が交通事故で他界され、再婚した現在のご主人と、里織さんの娘で孫娘に当たる土家花蓮（2010年生）さんが新たに家族に加わりました。

江原一家(江原真二郎、中原ひとみ、土家歩、里織)といったらホワイト&ホワイト pic.twitter.com/uO6RuCB2x6

— 三楽 (@sanraku0105) August 29, 2015

中原ひとみさんは、ご主人の江原真二郎さんの看病・介護をおこなっていました。

真二郎さんが高齢で動くこともままならない状況の中、夫につくすという想いの中で介護を献身的に続けてきていたそうです。

＜進行性核上性麻痺とは＞
脳の中の大脳 基底核 、脳幹、小脳といった部位の神経細胞が減少し、転びやすくなったり、下方を見ることがしにくい、しゃべりにくい、飲み込みにくいといった症状がみられる疾患です
＊引用元：難病センター

その一方で中原ひとみさん自身も大病を患います。

特に1997年の大腸がんはステージ3まで進行していたようです。

手術の際に採取された27個のリンパ節の1つから転移が見つかりました。

でも、それにショックを受けるようなことはありませんでした。

それがどんな意味を持つのかよくわかっていませんでしたし、抗がん剤をやるという話も出ませんでしたから。

私のがんがステージ3だと知ったのも、ずっと後のことでした。

がんサポート

大腸がんは、ステージIII期までのものでは手術療法で治癒が望めます。 大腸がん全体の5年生存率（5年後に患者さんが生存している確率）はステージI期では91.6%、II期では84.8%、ステージIII期では72.0%
＊引用元：近畿大学病院

ステージ3であれば5年生存率が高いので早めの発見で良かったと思います。

また江原真二郎さんを介護している最中に患ったのが子宮頸がんです。

介護しているさなか、私もがんを発症したのです。夫の付き添いで病院に行ったら、病院のトイレで大出血してしまって。

検査の結果は子宮頸がん。幸いにも、2ヵ月ほど入院し、抗がん剤と放射線治療を受けたところ完治しました。

今はすっかり元気です。

婦人公論

2か月間の入院で大変だったかと思いますが、完治して本当に良かったですね。88歳になった中原ひとみさんですが、舞台に対する意欲は衰えていません。

「その年その年で生きた経験が積み重なっていくから、元気であって頭がぼけてなくセリフを覚えればいくつでもできると思っているから、引退という言葉は使いたくない」

Yahoo!Japanニュース

昭和100年映画祭をきっかけに、改めて中原ひとみさんとそのご一家の魅力を再認識する機会になりそうですね。

苦難と悲しみを乗り越え、前向きに生きる中原ひとみさんの姿に勇気が湧いてきます！

旦那/息子の状況について

中原ひとみさんの家族は、夫・江原真二郎さんと、長男の土家歩さんという、俳優一家として歩んできた温かな絆が特徴です。江原真二郎さんは日本映画界を支えた名優として昭和・平成を代表する存在であり、晩年まで品格ある演技で多くのファンに愛されました。

一方、長男の土家歩さんは幼少期から家族でCM出演し、青年期には大河ドラマや特撮作品など幅広く活躍。しかし26歳という若さで急逝するなど、家族には喜びと悲しみの歴史が刻まれています。

ここでは、夫と息子それぞれの歩みや晩年、そして中原さんとの絆についてわかりやすく紹介します。

旦那：江原真二郎

江原真二郎さん（本名：土家基定）は、1936年10月12日生まれ。日本映画界を代表する名優のひとりとして、長きにわたり多くの作品に出演しました。高校卒業後に東映京都撮影所に入所し、萩原遼監督の『殴り込み二十八人衆』で映画デビューを果たします。

その後、1957年公開の今井正監督作『米』で主役に大抜擢され、注目を集めました。この作品では、後に妻となる中原ひとみさんと兄妹役で共演しており、公私にわたる縁の始まりでもありました。

以降、時代劇から現代劇、映画からテレビドラマに至るまで幅広いジャンルで活躍し、確かな演技力と品格ある佇まいで多くのファンに親しまれました。昭和・平成を通じて数多くの作品で存在感を放った俳優として、その功績は今も色あせることはありません。

江原真二郎さんは晩年、老衰による体調の悪化が続き、介護を受けながら静かな生活を送っていました。2022年9月27日、東京都内の病院で難病（進行性核上性麻痺）のため静かに息を引き取りました。享年85歳。妻・中原ひとみさんをはじめ、家族に見守られながらの旅立ちでした。

息子：土家歩

長男の「土屋歩（あゆみ）」さんは江原真二郎さん、中原ひとみさんご夫婦の長男として1964年1月1日に生まれました。

子供のころから家族全員で、現ライオン株式会社の歯磨き粉のCMに出演し、11年間家族で共演しました。

高校を2年で中退し、俳優の道に専念して幅広く活躍していました。

NHK大河ドラマ『徳川家康』森蘭丸役
『宇宙刑事シャリバン』ベル・ビリー役
『兄弟拳バイクロッサー』バイクロッサー・ギン/水野銀次郎役など

本日、5月16日は土家歩さんのご命日です。#土家歩#兄弟拳バイクロッサー pic.twitter.com/FJ0HoZdr1E

— カノヒロ（喪中） (@stronger_0607) May 15, 2020

これからのさらなる活躍が期待された26歳の時、悲劇が襲います。（1990年5月16日）山中湖畔の友人の別荘から東京までの帰路を車で一人で運転していたところ、スピードの出しすぎによる大型トラックへの接触とガードロープ激突により頭部を強打。山梨県富士吉田市の病院に運ばれたが、午前7時30分ごろ脳挫傷により死去した。26歳没。

残念ながら帰らぬ人となってしまいました。あまりにも早すぎる死でした。

中原ひとみの娘は現在なにしてる？

中原ひとみさんの娘・土家里織さんは、若い頃から芸能界で活躍し、その後は結婚・出産を経て現在はネイリスト兼ベリーペイントアーティストとして活動しています。資生堂キャンペーンガールを務めるなど華やかな経歴を持ちつつ、家族の支えとなる存在でもありました。

兄や前夫を事故で亡くすなど大きな悲しみに見舞われながらも、再婚し母となり、仕事でも新しい道を切り開いています。現在は母・中原ひとみさんと同じマンション内に暮らし、互いを支えながら温かな親子関係を築いているようです。彼女の歩みには、強さと優しさがにじむ人生が映し出されています。

娘：土家里織

長女の「土家里織(つちやさおり）」さんは江原真二郎さん、中原ひとみさんご夫婦の長女として1969年1月22日に生まれました。

小さなころから家族全員で、現ライオン株式会社の歯磨き粉のCMに出演し、11年間家族で共演しました。

18歳から本格的に女優デビューしています、

さすが芸能一家の娘ですね。かなり活動的に取り組んでいたみたいですね。そして2018年には里織さんの娘さんと母中原ひとみさんと徹子の部屋で共演を果たしました。

当時は江原真二郎さんがパーキンソン病を発病したタイミングで土屋里織さんも中原ひとみさんをサポートしながら、献身的に看病をしていたので大変な時期だった思いますが、家族の関係性の良さがよくわかる放送でした。

兄、夫を交通事故で無くすという悲劇に見舞われた土屋里織さんですが、2025年現在は再婚しお子さんもいらっしゃいます。

2015年より神奈川県の海の見えるマンションを母である中原ひとみさんとそれぞれ購入し、同じマンション内で住んでいるということです。ひとみさんも近くに娘夫婦がいるというのはとても心強いのではないでしょうか。

2025年現在、土屋里織さんは、「ネイリスト上級1級の資格を取り、ネイリストまたベリーペイントアーティストとして働いている」

と言われています。ベリーペイント（マタニティペイント）は、妊婦さんのお腹に安産を祈願するボディペイントとして非常に人気がありますね。

母との関係性は？

土家里織さんは、女優・中原ひとみさんの実の娘であり、2025年現在も親子の関係は非常に良好です。

同じマンション内で住んでいながらも、別々の部屋に住むことでほどよい距離感を保ちながらも、互いに支え合う暮らしを続けているということです。

中原さんにとっては、孫娘の成長を間近で見守れる喜びもあり、日々のふれあいがかけがえのない時間となっているようです。

土家さんもまた、仕事や子育てに忙しい日々の中で、母の存在が大きな支えになっていると語っています。悲劇を超えてなお深い絆で結ばれた母娘の姿は、多くの人に温かな印象を与えています。

中原ひとみのプロフィール・SNS

受賞歴・著書

中原ひとみの家族構成と家族の現在まとめ