【画像】ラウールの父の職業はなに？母/兄は現在何してる？ベネズエラからの移住理由は？

ラウールさんの父親はべネズエラの出身で、日本へ移住しました。一般の方でもありラウールさんは情報の大半を公表していないため、職業は判明しておりません。

日本では奥様と出会い結婚し、ラウールさんのお兄さん、そしてラウールさんも生まれ、4人家族となりました。家族を養うため、より一層責任感が増したことでしょう。

元々スペイン語を話していたと思われるお父さんは日本語を習得し、流暢に話せるようになったのではないかと推測されています。日本語でのコミュニケーションが十分にとれるようになると、お父さんのお仕事も充実度が高まり、だんだんと楽しめるようになられたかもしれませんね。

現在ラウールさんのお母さんは、個人事務所「株式会社RAUL」の代表取締役を務めているそうです。5歳年上のお兄さんは、東京競馬株式会社に勤務する社員です。お父さんとお母さんはどんな外見なのか分かっておりませんが、お兄さんはラウールさんと同じくイケメンです。

お父さんが日本へ移り住んだ理由の1つは、日本の良いところに焦点を当てて考慮し出した結論と思われます。べネズエラの社会情勢も踏まえ、ラウールさん一家について解説します。

【画像】ラウールの父親の職業や出身地は？

ラウールさんのお父さんの職業については不明です。お父さんについて、ほとんど公表されていないとも言われています。

ベネズエラから日本へ移住する外国人には、金融、貿易、IT、教育関係の職を得る人が多いと言われています。このような職業に就くのは移住者の中で4割の人々だと、ネイチャーガイドの方は言います。出身地がベネズエラということからダンサー、モデル、飲食業といった情報も目にしますが、真相については分かっておりません。

ベネズエラでは公用語として、スペイン語が主に使用されているそうですね。お父さんは日本語に長けていたとも言われています。お父さんの語学が上達したのは、一般的には来日後と考えるのが自然かもしれません。

東京都内で就労する外国人材の職種と割合（2023年の情報）を表す円グラフです。

いずれかの職種がお父さんのお仕事に該当するかもしれません。

ラウールさんは雑誌などのインタビューにて、家庭が金銭的に豊かとは言えなかった、団地で育ったとコメントをしていました。お父さんの職業は特定が困難ですが、収入があまり高くなかったと思われます。

お子さんの成長に伴い、経済的な負担がかかりがちですよね。そう考えると、住居費を抑えることは賢明な選択ですね。

父親の国籍と来日背景

お父さんはベネズエラ出身なので、べネズエラ国籍と推測されます。

ラウールさんはお父さんに関する情報を控えているため「お兄ちゃんは父親の出身のベネズエラ生まれなんだけど、ぼくは東京で生まれたから」の言葉をヒントに、お父さんの来日背景について考察します。

海外から見た日本とは/外国人が日本を訪れる目的

外国から見た日本には、どのような魅力が詰まっているのでしょう。ラウールさんのお父さんはなぜ日本を選んだのか、理由は分かっておりません。世界から見た日本にスポットを当ててみましょう。

• 食べ物の文化

和食は寿司、ラーメンなど種類が多いですよね。2013年、ユネスコ文化遺産にて「人類無形文化遺産代表リスト」に登録され、海外にも知れ渡りました。

観光地域によって「ご当地グルメ」と呼ばれる料理もあります。都会では洋食、中華、イタリアン、多国籍料理など様々な料理を楽しめるよう、店舗が豊富です。

日本産アルコール飲料も人気があり、日本酒、ビール、焼酎、ウィスキーも支持されています。

2. アニメ・漫画文化

昔から諸外国は日本のアニメ・漫画文化に関心を集めており、「Anime」、「Manga」と単語で表現されるほどです。スペインやフランスでは某少年漫画のアニメが放送されると、視聴率は65%に及んでいます。日本のアニメ作品に対する注目度をこの数値が物語っていますね。

現在では多くの漫画があらゆる言語に翻訳され、出版されています。好きなアニメの舞台へ聖地巡りをしたり、グッズを大人買いしたりなど、楽しむ方々も多いそうです。

3. 自然や寺院など観光名所

京都や富士山などの観光名所。世界遺産の数は世界で第11位、25箇所あります。

桜や紅葉など、季節によって異なる景色が見らることで人気です。とくに京都は、歴史的名所と桜・紅葉のふたつを楽しめるため、春と秋は海外から多くの観光客が訪れます。

4. 円安で安く感じる

円安で海外の人々にとって安く買い物ができる事態です。仮に1ドル＝155円とすると、日本の1550円のカレーはアメリカの旅行者にとってわずか10ドルで食べられてお得です。ラウールさんのお父さんが来日された1990年代は、円高だったと思われます。

5. 治安が良い

失くしたお財布や落とし物が返ってくる可能性が高い、夜間でも女性が1人で外出できるという、世界でも高水準な治安の良さです。

5. 街が清潔

公共のトイレが衛生的に保たれていて、街を歩いても比較的ゴミが少ないです。海外からの観光客の中には、その街の清潔さに驚く方もいるようです。

6. 定刻運行の公共交通機関

日本の電車やバスは、時刻表通りに運行しています。日本では一般的なことでも、海外の人々からは驚くべき事実なのだそうです。

7. 日本での就職

人種や国籍などの多様性に着目する企業が増加しています。

「大きく分けると、日本を観光することが目的の外国人観光客、いわゆる「インバウンド」と、日本国内で働くことが目的の「外国人労働者」の2つがあげられます。

もちろん、日本人と結婚したため拠点を日本に移した方や、子供の教育が目的のために来日した方などもいると思います」

引用元：ASIA to JAPAN

ラウールさんのお父さんも日本の長所のどこかに惹かれ、来日を考えた可能性があると思われます。日本特有の文化を楽しみながら、働いていたかもしれませんね。

教育熱心な父親との関係

お子さんの教育に関してラウールさんのお父さんの方針は、わかっておりません。

ラウールさんは、「ぼくはべネズエラには行ったことがなくて、スペイン語はまったくしゃべれません（笑い）。日本生まれの日本育ち！」と話しています。上のYouTube動画は、2019年にSnow Manのメンバーからインタビューを受けるラウールさんです。ラウールさんの内容は動画の3分4秒付近から始まりますので、良かったらご覧ください。

複数の言語を話せる方の中には、お子さんの前でも2か国語であれば両方を使用する人もいるそうです。ラウールさんはべネズエラの言葉はスペイン語と知っていますが、話せないと語っていますね。お父さんは日本語が上手なので、ほぼ日本語のみで生活されているかもしれませんし、スペイン語も飛び出すことがあるかもしれません。

ラウールさんは2022年、早稲田大学人間科学部健康福祉科学科（通信教育課程〈eスクール〉）へ入学しました。

「義務教育どころか、多忙なアイドル活動を行いながら、大学の通信教育課程に籍を置く高学歴タレントです。取材の合間にも、提出課題に取り組んでいるときがあるほど勉強熱心。インタビューでのコメントも、10代の頃からとても論理的に話すので、シンプルに頭脳レベルが高い子だなと感じていました。メンバーも『最年少なのに誰よりも考えが深い。見習わなくてはと思う』と評するなど、一目置かれている存在のようです」

引用元：livedoor News

大学の勉強は、「毎日楽しいです。今日も朝、授業を受けてきたんですけど、通信制なのでスキマ時間をうまく使って課題をしたり、自分のペースでできています」と芸能活動の空き時間を使い、両立できているようですね。

恐らくお父さんも、息子さんの大学生活をを応援されているでしょうね。通信制という学習方法にも、お父さんやお母さんの理解がうかがえます。

父親の価値観が与えた影響

ラウールさんのお父さんは日本語が流暢だそうですが、家庭ではベネズエラの文化を継承していたのでは？との情報を見掛けました。ラウールさんはスペイン語を話せなくても、多少なりともお父さんの母国に知識があるかもしれませんね。

お父さんとおしゃべりを楽しんだり、お父さんの生活習慣を観察したりしていると、例を挙げるとすれば「日本ではこうだけど、ベネズエラではもっと華やかなんだよ」など、会話が弾んでいるのでしょうか。

ラウールさんのお父さんは、Snow Manのメンバー阿部亮平さんにスペイン語の指導をしたという話題を発見しました。

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阿部亮平さんがスペイン語を初歩から習いたいと話した時、ラウールさんは「僕のお父さんが教えるので」と伝えたそうです。お父さんはSnow Manのメンバーとも交流があるのですね。2025年阿部亮平さんはスペインを旅行していますので、その準備の1つだった可能性もありますね。

お父さん譲りのエピソードです

公式ではラウールさんの身長は190cmで、高身長はお父さんから受け継いだと言われています。次のコメントはお父さんの情報が少ない中で、貴重なこぼれ話です。

日本の建物の造りが低いことには、お父さんもびっくりされたかもしれませんね。

【画像】母親と兄の現在は？

ラウールさんのお母さんは、日本人です。ラウールさんの本名は「村上真都（まいと）ラウール」です。「村上」はお母さんの姓だと思われます。

お母さんについての情報

2022年ラウールさんは、Snow manの渡辺翔太さんと共にモスバーガーのマスコットキャラクターを担当しました。その時お母さんの年齢を答えているそうです。

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イベントではラウールさんが、お母さんは1973年に生まれであると公言したそうです。お誕生日が過ぎていれば、現在は52歳ですね。

2023年11月東京都港区赤坂にてラウールさんは個人事務所を設立しており、代表取締役はお母さんが務めているとの情報がありました。会社名は「株式会社RAUL」です。事務所を立ち上げた時期については2年前の2021年、あるいは2023年11月との情報が目に留まりましたが、明らかではありません。

同時期Snow manのメンバーの阿部亮平さんは「Astrolabe Labo」、佐久間大介さんは「ハレノオト」、渡辺翔太さんは「W」と個人事務所を設立しているそうです。設立したメンバーからラウールさんも、影響を受けたのかもしれません。

お兄さんに関しての情報

お兄さんの名前は「村上真輝リカルドさん」です。名前の「真輝」の読み方は「まいき」、「まさき」と読み方があるそうですが、正確な情報は掴めておりません。

お兄さんはべネズエラ生まれで、ラウールさんは東京生まれと打ち明けています。5歳年上なので、現在27歳と思われます。お兄さんもイケメンですね！顔立ちの端正なところは、ラウールさんと似ていますよね。

2019年お兄さんは東京競馬株式会社へ入社し、施設整備部総合整備課に配属されています。競馬に関連した業務に携わっていると思われます。

「地元が大井競馬場と近いこともあって、幼い頃に何度か遊びに行ったことがあり、子ども心に、活気のある雰囲気や地元に愛されている場所だと感じていました。ここで働けば、好きな地元に貢献できて、他では経験できない新しいことに挑戦できそうだという期待感でワクワクしました。」

引用元：TOKYOTOKEIBA GROUP

地元に貢献ということは、職場から家が近いのかもしれませんね。

母親はどんな人？

ラウールさんのお母さんは、ダンスを始める機会を与えてくれた方でした。そのダンスが芸能界入りのきっかけとなったのです。

Soulm8 SOLO DANCE BATTLE
2015FINAL2nd予選
小学4～6年生部門

◼︎BEST8
まいとラウール（東京/D'S TOY BURN.HATABOY）
YU-TO（新潟/紙一重.BREMENcrew） pic.twitter.com/sddAS48Ksi

— Soulm8 (@Soulm8_DANCE) August 7, 2014

ラウールさんは小学1年生の時、ダンスを始めました。ダンスとの出会いは、ラウールさんの幼友達とラウールさん双方のお母さんが親しく、「子どもに習い事をさせたい」という会話がきっかけでした。

まいとラウール名義でダンスチーム「D'S TOY BURN」、「HATABOY」にて活動を始め、ヒップホップ系のダンスはお手の物だったそうです。

2015年5月、小学6年生の時ジャニーズ事務所に所属が決定しました。大人になったらダンスを仕事にしたいとの思いから、複数のオーディションを受けていました。当時履歴書の送付を親御さんが担当しており、息子さんの活躍を応援していたのでしょう。

2019年4月Snow Manが主演を務めた舞台「滝沢歌舞伎ZERO」に出演が決まりました。Snow Manのメンバーには出演経験がありましたが、ラウールさんにはありませんでした。

過酷な稽古、高校の留年が決まり転校を余儀なくされて、精神が不安定になり家で泣いていました。ラウールさんを心配するお母さんとも、よく喧嘩したそうです。

2023年5月母の日の前、Snow Manのレギュラーラジオ番組「Snow Manの素のまんま」にて、お母さんの人柄などをテーマに向井康二さんと会話がありました。

ラウールさんはお母さんとLINE、またはメールでコミュニケーションをとっていると思われます。返信が大変な時は‟スタンプ1個で返信”という点で「息子あるある」だと共感していました。

ラウールさんはお母さんの好きな物に、コーヒーを挙げています。

「俺も好きなんだけど、お母さんもコーヒー好きなのよ。美味しいコーヒー豆あげたいなと思って、世界一高級なコーヒー、ブラックアイボリー買ってあげました。喜んでた」とお母さんに好評であったそうです。

「コーヒーに合うから」とケーキも一緒に贈り、お母さんがお茶の時間を楽しめるよう、日頃の感謝の気持ちを表しています。

お母さんとのエピソード、他にも存在しました

『ラウールジングル♪』
〈お母さんの手料理で好きな料理はありますか?〉
ラウール「ラウールこたえ～る!好きな料理は…カレーですね。僕の周りの友達もカレーって言います!」 #nhkらじらー

— らじらー！ (@nhk_radirer) August 10, 2019

お母さんについては、少し情報が見受けられますね。

兄との関係とエピソード

ラウールさんの名前は「真都」、お兄さんは「真輝」です。2020年NEWSポストセブンのインタビューで名前の由来についてを質問を受けた時、「お兄ちゃんと‘‘真’’の文字を揃えていて」と、名前の関連部分を答えていました。

「俺がめっちゃ覚えてるのは、夕方にケンカして、結構マジな取っ組み合いみたいな。5個上のお兄ちゃんなんだけど。で、6時以降に夢の国に行くよ、みたいな日だったよ。それでマジでケンカしててすげー嫌だったから、親にメールで、うちの兄を夢の国に連れていくのはやめてって。めっちゃ被害者面して」

引用元：WEB ザテレビジョン

お兄さんと喧嘩することもあったのですね。

2021年お兄さんはSnow Manのライブ「Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania」を観覧され、メンバー数人に目撃されていました。弟のラウールさんは兄の姿に気づかなかった、と言われています。

渡辺翔太さんはラウールさんに目撃情報を伝え、「背が高くてちょっと俺に似てるって思って気づいたらしくて」、宮舘涼太さんは「あ、こんなに似てるんだ。やっぱ」とお兄さんの印象について触れています。

ラウールさんとSnow Manのメンバー目黒蓮さんは、2人で「めめラウ」と呼ばれています。そのくらい2人は親しいということなのですね。「目黒蓮さんとの距離感ほどではないな」とお兄さんに関してコメントしているそうなので、遠すぎず、近すぎもせず、程よい距離感なのかもしれません。

家族で支え合う絆

ラウールさんは2019年8月8日、Snow Manがデビューしたコンサート「ジャニーズ祭りJr.8.8～東京ドームから始まる～」に出演しました。このイベントに両親を招待した模様です。

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Snow ManはSixTONES（ストーンズ）と一緒にCDデビューしました。

ラウールさんは自分の晴れ舞台を、お母さんとお父さんに鑑賞してほしいと思いました。お母さんはデビュー自体が親孝行だよ、ありがとうと息子さんに話しています。

ダンスを始めたきっかけや、オーディションに応募したこと、お金に余裕がなくても美容院で髪をカットさせてくれたこと、どれもラウールさんのためにお母さんが勧めてくれたことでした。

お父さんに自分のパフォーマンスを披露する場所に誘ったのは、初でした。お父さんはデビューの意味を理解していないようで、“子どもが踊ってる”程度の認識しかないだろうけれども、同じ空間にいてもらうことが大切だったそうです。

お母さんからお世話をしてもらうばかりでお返しが出来ておらず、今後は恩返しをしていくことを目標に励むラウールさんです。

【画像】ベネズエラからの移住理由と背景

ラウールさんは多くを語られていないので、日本への移住理由と背景については分かっておりません。ラウールさんはべネズエラへ行ったことがないと話していますので、何か事情があって訪れていないのかもしれませんね。

ベネズエラは1980年代、豊富な原油や天然資源によって膨大な利益をもたらしていましたが、国民の暮らしは貧富の差が激しく累積債務も増加しました。

ベネズエラの主力天然資源は石油と天然ガスです。また原油の埋蔵量は世界一と言われています。重要な資源として鉄、アルミニウム、石炭、セメント、ボーキサイト、鉄鉱石、ダイアモンド、金などの鉱物にも恵まれています。

資源が多いと国が潤うイメージが沸くかもしれませんが、経済の損失を招く現状があるそうです。

「経済学に『資源の呪い』という言葉がある。資源の豊富な国では、資源輸出に経済が依存し、製造業が育たない、あるいは、資源価格の変動により、国内経済が安定しないなど、経済成長がかえって阻害される状況を指す。（中略）統計学的分析の結果、石油依存の大きい産油国ほど、国家による家父長的支配、人権無視など独裁政治が横行しやすい状況を意味する。『課税しないから民主主義はない』という状況になりかねないのである（マイケル・L・ロス『石油の呪い』吉田書店）。

引用元：IEEI 国際環境経済研究所

ラウールさんのお父さんの移住理由と背景には、このような経済情勢の深刻化も考えられますね。べネズエラは1980年代まで確固とした民主主義の国でしたが、1990年代に入ると不安定になっていきます。

カルロス・アンドレス・ぺレス政権が誕生すると、IMF（国際通貨基金）と契約書を交わし、開始した経済自由化の諸政策が情勢不安を誘引しました。このような政情不安も、移住の背景にあったと推測されます。

ベネズエラの社会情勢と家族の選択

1990年代に入るとラテンアメリカ各国と同じく、ベネズエラの経済成長も上向きになりました。しかしクーデター未遂が何度も発生し大統領弾劾も行われます。国は構造改革を実行するタイミングを逃してしまったのでした。

1994年大手銀行が倒産し、周辺のラテンアメリカの国々が力を溜めた1990年代は時間を浪費してしまいました。1990年代末から2000年代初めにはベネズエラ経済が世界的な不況に陥り、ますますパワーを失っていきます。

国家を揺るがしたウゴ・チャべス政権

ラテンアメリカの中でもべネズエラは、治安の悪い国ではなかったそうです。1999年ウゴ・チャベス大統領の就任後、徐々に悪化の道をたどることになります。

チャべス政権の影響

1. インフレ

貧困層に向けた教育・医療・住宅の無償化など人民主義的なバラマキ政策を実施し、お金の価値が下がりました。買い物に行くには、お金をかき集めることになるそうです。最もひどい時は200万％超のハイパーインフレに至りました。

2. 反米・社会主義

政治・経済・社会・文化において、アメリカ合衆国に反発する、国民の平等を目指し、国が資本を管理する考えです。

3. 石油会社を国有化

新規の油田開拓が経営難となり、石油生産量が下がっていきました。

4. 治安の悪化

強盗や窃盗が多発し、犯罪が日常化しています。べネズエラの首都カラカスは貧困層も多く、殺人率も高い、危険な街です。10万人当たりの殺人件数は、1998年の20件から、2015年には90件と、殺人件数が右肩上がりだそうです。

ラウールさんのお父さんに関する確かな情報は少ないですが、命の危険と隣り合わせの場所では家族を守れない、などの判断をされたのかもしれませんね。家族の選択は日本への移住を選んだのでしょう。

べネズエラの国名の起源について、ご紹介します。

上の画像はマラカイボ湖に架かるラファエル・ウルグネダ橋です。べネズエラにも本来良さがあることを示唆するような、青い湖が広がる素敵な景色ですね。国が回復し、誰もが安心して往来できるようになりますように。

ラウールが語る“自分のルーツ”

小さい頃のラウールさんはお笑いタレントの宮川大輔さんに憧れ、お笑い芸人になりたかったそうです。

「小さい頃の卒園式の映像が残ってて、そこで将来の夢を語る時間があった」といい、そこで「お笑い芸人になりたい」と話していたことを告白。

メンバーから「まじ？」「えー」と驚きの声が上がる中、ラウールは「バラエティーが小さい頃から大好きで宮川大輔さんとかに憧れていて、お母さんとかに『俺は大輔になる』って言ってました」と幼少期のかわいらしい発言を振り返り、メンバーの笑いを誘った。

引用元：modelpress

かわいいエピソードですね！宮川大輔さん、かっこいいですよね！

2025年ラウールさんはミュージックビデオ「Induction」に出演しています。Youtube動画の説明部分には、

「昨今パフォーマンスとしての芸術であるバレエや歌舞伎、また物体としての芸術作品を展示している美術館など、アートに触れる場に足を運ぶ人が少なくなり、各界では伝統を継承しつつも形を変えたり現在の大衆が受け取りやすいような工夫がなされています。」

引用元：YouTube: Raul `Induction' Music Video

とラウールさんの思いが書かれています。

お笑いの世界を夢見たことから始まり、ダンスを習い、芸能界に入って舞台や俳優としても活躍していますよね。全てに共通することは、人前に出て演技や公演を行うことかもしれません。憶測ですがラウールさんのルーツは、大勢の人々の前に登場して催し物を行うことだと推測します。

国際的な視野を持つ理由

ラウールさんは2021年頃からモデルの仕事が楽しくなり、パリコレクションに出ることが目標になりました。海外の仕事のために英語を勉強し、美しい発音を身に付けています。

ラウールさんは、「YouTubeでランウェイを見ていると格好いいけれど、人として見られていないような瞬間もたまにあったりして」とお話しし、それもいい経験になったと思い出しました。モデル業の厳しさや喜び、苦悩を感じ、周囲に同じ境遇の人も目撃したことを話しています。

ラウールさんはべネズエラと日本のハーフですが、「アジア人が欧米の方と対等に仕事をしていく難しさは本当に身を持って感じました」と話し、どちらかと言えば日本人として海外進出していると見られます。

ラウールさんは役者とモデルの違いについて、

「日本だったら涼しい車をマネジャーさんが用意してくださるけど、（パリでは）そうもいかない。僕、16歳でデビューしちゃったので、普通の10代、20代より甘やかされていた。あまり苦しまなかったので、それがコンプレックスだったんですよね。だから経験してみたかった」

引用元：YAHOO！JAPAN ニュース

と語り、一種の自立心のようなものが感じられます。

モデル活動は全て自分で考えて作っていく必要があり、指導者がいないそうです。国際的な舞台に立つには、自己改革が必要となるのでしょう。ラウールさんはモデル業に対して探求を欠かさず、身体作りまで綿密に行っているのですね。

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